貨物電車


 乙1000型。1971年,神明町車庫にて撮影。都電には貨物電車が在籍しており、貨物輸送が盛んであった時期もあったそうだ。形式は甲が有蓋車、乙が無蓋車である。この乙1000は関東大震災直後に製造され、東急玉川線へ乗り入れて、市内への多摩川の砂利輸送に活躍したそうだ。晩年は芝浦工場と各車庫の間で、部品配給に使われていた。最後は神明町車庫廃止とともに廃車となった。今では考えられないが,このころは個人でも簡単に車庫内の見学撮影許可をもらうことができた.
 神明町車庫内の花電車。無蓋貨物電車のような電車に装飾した。
 乙1型。1972年3月、柳島車庫にて撮影。ブリル台車を履いた単車である。
 

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Copyright Tanuchi, All Right Reserved  更新年月日 2015年1月24日