鉄道の記録

　このページには写真に撮った1960年代後半からの鉄道の記録を掲載する。
　古いポジやネガフィルムをスキャナーを使ってディジタル化したが、退色したり汚れやカビで傷んでいるものが多かったので、不十分ながら色やキズの修正もしてみた。当時のフィルム粒子は粗く、色再現特性が不十分であったことも見てとれる。スキャナーによるフィルムのディジタル化は手間がかかるので少しづつ行っている。ビネガーシンドロームも発生しているようで、これからのフィルムの保存が心配である。
　保管しておいたフィルムは茶箱に防湿・防黴剤と入れて、大事に収納しておいたものほど傷みが大きかった。逆に無造作に段ボール箱に入れておいたものの方が状態は良い。またスリーブに入れておいたカラーネガの傷みは大きかったが、リバーサルの保存状態は比較的良好であった。感材の専門家の話しでは、フィルムからは微量ではあるがガスが放出されるので保管には風通しが必要で、茶箱のような密閉箱に長期間保管することは不適当だそうだ。またフィルムに密着していまうプラスチックのネガフォルダ（スリーブ）も保管には良くないそうだ。カビも保管の大敵ではあるが、放出ガスにはそれ以上に注意が必要なようだ。またフィルムよりもプリントの方が保存性は良いとのことだ。
　このページにディジタル化したものを少しずつ掲載したいと思う。

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