名古屋鉄道 美濃町線

 美濃町線は、市内線、揖斐線とともに岐阜の600V区間である。起点の徹明町が新岐阜と離れていたため、田神線を建設して、各務原線を通って600型複電圧車が新岐阜へ乗り入れた.その後も複電圧の新車や札幌市電の連接車が導入されたが、経営努力もむなしく、名鉄岐阜地区の600V線区は2005年3月にすべて廃止されてしまった。


 美濃町線の古豪520型。1968年3月、徹明町にて。この521を除いて、他の520型車両は揖斐線−市内線直通車両となった。外側は鉄板であるがトラスバーが台車の間に見えるように木造車である。
 岐阜市内の路面電車は安全地帯が無かった.
 
 美濃町線の体質改善のために、新岐阜乗り入れが開始され、そのために複電圧車600型が製造された。1970年8月、白金にて撮影。当時、新岐阜−美濃間で急行が運転されていた。
 白金−上芥見間を行く、600型。
 白金−上芥見間のモ590型。このモ591は岐阜地区の600V線区が廃止された後、とさでん交通(旧土佐電気鉄道)へ譲渡され現役で活躍中である。
 野一色にて、1976年3月。この頃は新岐阜からの列車と徹明町からの電車が接続していた。
 新岐阜の美濃町線直通電車のホーム。各務ヶ原線の横にあった。

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Copyright Tanuchi, All Right Reserved  更新年月日 2024年8月28日