呉線


 三原−海田市(糸崎−広島)間の呉線は1970年まで未電化線として残り、幹線用大型蒸気機関車のC62やC59が走っていた。しかも東京からの夜行急行「安芸」をヘッドマーク付の蒸気機関車が索引していた。

  瀬戸内海沿いをC62牽引で走るヘッドマーク付の下り急行「安芸」。寝台急行の安芸は東京から広島まで、糸崎からはSL牽引で広島まで走っていた。仁方付近にて、1970年3月撮影。
 上り急行「安芸」を索引するC6217。この機関車はわが国の蒸気機関車の最高速度記録車でもある。現在は名古屋市内で静態保存されている。吉浦付近にて。
 D51索引の貨物列車。仁方付近にて。
 C59索引の普通列車。広付近にて。
 バック運転のC62索引、普通列車。呉にて。
 呉駅構内で入換するDD11。DD11は気動車用エンジンを使ったロッド駆動の小型入換用機関車だが、試作的要素が強かったためか製造数は少数であった。

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Copyright Tanuchi, All Right Reserved  更新年月日 2004年1月10日